【お正月3が日特番③】同率最高齢セック ス比較



NEW!2023-01-03 07:00 テーマ:セックス

ameblo.jpの続き。

留男がはるかと会うのは初めてではなかった。

軽快なやり取りが心地よく、小まめにメールと掲示板をチェックし、熱心なアプローチの末1度だけ会ったとこがあった。

今回はラッキーで手に入れた初セック スのタイミング。

満室のホテルの待合室で、留男ははるかに軽くキスをした。

その樣はまるで出来立てホヤホヤのカップルのようで、

誘われるまで手を出せなかった初男とは、違うなぁとはるかは思ってしまった。

比較するつもりはないし、

どちらがいいとか悪いとかそういう話ではないのだが、

エレベーターへエスコートする態度も、

ブーツを脱ぐのも手伝う仕草も、

部屋の照明を暗くする仕事も、

どれもこれも女性の喜ぶ術を心得ているなぁと感心する。

留男は「正直モテた」と自負できるほど、若い頃から困ってはいなかった。

夜の街で、楽しく飲み歩く日々の中で、老若男女問わず慕われていたし、仲のよい子と自然とそういうコトになることも少なくなかった。

仕事の関係で、数年前から町を離れ、

遊ぶこともめっきり減ったが、

昔とった杵柄ではないが、

身に付いたスキルは染み着いているものだなぁとはるかは感心した。

例えばそれは

ベットに腕を付かせ、お尻を撫でながら膝裏から太股、割れ目へと優しく焦らしながら責め上げていく仕草や

首筋を愛撫するときに体を密着させる熱っぽさ、

クン ニするときの程よい圧と押し付けない距離、

挿入したあとのスローピストン、

全身を密着させ、女を喜ばせるための腰使い…

そういったものすべてに見てとれて、

「気に入った相手を喜ばせたい」というおもいやりを根底としてきた繰返しの末に身に付けた実力なのだろうとはるかは理解した。

目も悪くなって女体が見えないから、と眩しいくらいの部屋でセッ クスをしていた一時間前。

薄暗い中で相手の感触を通して相手の反応を見ている今。

AVのマネッコでついついガシマ ンをしてしまう初男と

「指は傷つけそうで怖い」と口でがんばる留男。

はるかの跳ねるような反応を見て

「理想の人に会えた」と喜ぶ初男と

「これは、男がよろこぶだろ」と冷静に言う留男。

留男が「経験年齢、俺か最高齢でしょ」と言った。

まさか「1時間前の男と同率一位です」とも言えず、

しかし

還暦過ぎたその人を作っているのは、年齢ではなくその人の歴史そのものなのだという実感を伝えたくて、はるかはウズウズするほどに、

日々の暮らし方を大切にしていきたいと改めて感じた1日だった。

そして今、

初男からは次回会瀬の具体的な日程が何日か連絡来ている。

留男からは「機会があえば是非」という前向きながらふんわりとしたお誘いだ。

セック ススキルは実年齢と比例ではないし

セック スの回数もスキルとはきっと比例ではないのだなぁとはるかは思った。

つまり…抱かれたい相手と抱かれる相手の頻度も回数も比例じゃない。

2023年も面白くなりそうだ。




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