2021-12-13 07:00 テーマ:恋愛
昔、
元カレにぎゅっとされると、すべての私が溶け出して地球?に返っていくような感覚があった。
すべてのネガティブなものが体から溶け出して、長いハグのあとはビックリするくらい、私は元気になった。
「神様みたい❤️」
私はいつも感激してそう囁いていた……
弱ると頼って元気をもらって、
元気になったらまた羽ばたいていく私。
そして、疲れたらまた止まり木に……
もちろん彼のことは大好きだったけど、
そんな構図に彼はやがてこう言った。
「神様なんかじゃなくていい。ただの男でいたい」
その言葉を受けたときはショックだったなぁ。
私にとって「神様」はほんとにほんとにオンリーワンな存在だったし、
彼自身頼りにされているときに、彼の自己承認欲が満たされているのは感じてたし。
と同時に、私の性格上元気だと何かと過剰に忙しくしちゃって、物理的な時間を彼に割くことを後回しにしていたのも分かっていた……。
少しずつ歯車が噛み合わなくなってきたとき、
神様は生れつき神様なんじゃなくて、
彼が私を大切にしてくれてるから成り立つのだと知った。
そして、それは、私が彼を好きなことが条件であったし、
そこのジャッジはすべて「私の行動」ひとつであった。
どれだけ、時間を気持ちを心を割けるか。
私は、音を上げた。
そんなこともあって今は、
神様と恋愛は密なのかな(そうあってほしくないけど)って、思ってる。
そして、恋愛はこじれるし、終わるから、
神様もいなくなっちゃうのかなって不安が、今も、あるんだ。